折りたたみ座椅子で、日向ぼっこする、ひよりちゃん♀
この距離までは近づけるけど、これ以上近くに寄ると、シャーッて言います。
保護したのは10年?11年?前。
ワクチン手帳見ないと、保護した日付がわからない。
獣医さんに聞けば、カルテがあるから、わかりますので、今度、まとめようと思います。
長く一緒に暮らしてますが、慣れない子はいます。
そういう子は、写真の、ひよりちゃんと、茶ーちゃんという茶トラの子の2人(私、匹という数え方は好きでないので、人間と同じ表現にしてます)だけでした。
因みに、他の、猫達とは仲良しなんで、それで、もう充分いいんですけどね。
ひよりちゃんが機嫌よう過ごしてくれるのが最優先。
そもそも、TNRした子なんです。
耳カット見れますか?
リターンした(見つけた場所)場所まで、ご飯あげに通ってましたが、近所の人から苦情が出て、、、
「植木に排便するから、面倒見てるんやったら連れて帰って」と。
何故、リターンを選んだかというと、ひよりは、若い成猫でした。その場所に住み慣れてたし、私がご飯あげていれば、生きていける、と判断しました。
場所を変えると、生活環境が変わるので猫ちゃんにとって、ストレスになる事もあります。
それでも、リターンする場所が、車の往来が激しく事故に逢う可能性が高い、過酷な環境等、考慮して臨機応変に、保護するか考えなくてはいけません。
それに、その当初は、うちには猫ちゃん19 ワンちゃん2 居たので、私的にもMAXでした。
あと、先住猫達に慣れてくれるか心配でした、、いじめられて、孤立しないか?とか 子猫からなら、すんなり受け入れてくれるんですが。
「避妊もしてますし、この子一代で終わりますから」なんて全く通用しない。
とある女性なんか、キレ気味に文句タラタラ、、、 もう決断するしかなかったです。
連れて帰るしか。
でも、私に慣れてないし、1度、捕獲器に入ってるので、再度、捕獲器に入るのは難しいのです。
それでも、捕獲器に入ってもらうしかない。
そう決めてから、捕獲器の中でご飯をあげるようにしました。
捕獲器のフタを開けたまま、中にご飯を入れて、私は少し離れた所で、ひたすら、ひよりちゃんが、ご飯目当てに入るのを待ちました。
ひよりちゃんは警戒して、なかなか入りません。
そりゃ、そうです。
1度捕獲器に入り、獣医さんに連れて行かれ、彼女にしたら、怖い思いしかしてないのですから。
何十分待った頃か、ひよりちゃんは、ご飯を食べたくて、私を見ながら、
「お前、また私に何かする気やろ!?」と言わんばかりに。
でも彼女もお腹が空いてます。ついに、その誘惑には負けてソロソロと捕獲器に入る、ひより。
でも、ここで、フタを閉めようと近づいたら、捕獲器から出てしまうので、ここは我慢。
ひよりちゃんがご飯を食べ終わるまで、待ちます。
そして、食べ終わっても、近づかず、ひよりちゃんが捕獲器から出るのを待って、ひよりちゃんに
「ちゃんと食べたね、また来るから、ご飯食べてや」と声かけ。
それを繰り返す度に、ひよりちゃんは、すんなりと捕獲器に入り、ご飯を食べてくれるようになりました。
ここまで、1ヶ月少しかかりました。
こういう事は慎重に、気長にしないといけません。
なにせ、一発勝負ですから。
失敗すると、信頼を取り戻すのに、倍以上、いや、もっとかかる場合も。
最悪は、2度と信頼してもらえない事もあります。
そして、いよいよ、もういいか、と判断して、
ひよりちゃんが、捕獲器の中でご飯を食べ終わった時に、静かにフタを閉めました。
想像通り、ひよりちゃんは大暴れ。
ごめんよ、ひより。
これからは、誰に文句言われる事なく、家の中で暮らそうね。
2度も、ひよりちゃんを捕獲器に入れて、怖い思いをさせた私。
やから、現在も、ひよりちゃんは、私を信用してません。
ひよりちゃんは正しいんです。
2度も裏切った人間の私を信用しないのは、当たり前。
外猫ちゃんに、ご飯をあげるなら、避妊、去勢手術してあげて下さい。
そして、私のように、外猫ちゃんの暮らす場所の住民とトラブルになった事も想定して、その覚悟を持って、外猫ちゃんに関わって下さい。
最後まで、責任取れないなら、外猫ちゃんに、安易な気持ちで、ご飯はあげないで下さい。
途中で、投げ出された猫は、どうなりますか?
きちんと、命に向きあって下さい。
ひより、と名付けた理由。
日和が良い、が由来です。
毎日、日和が良い日を過ごせるようにと名付けました。